※このコーナーはFinalMagicES(完全版まで)のネタバレが含まれます。
てげてげてげ
ヨロイはどこかな。
城の中に入ればいるのかな?
探してる間に送られてきたメッセージを読むか
―カーゴさん、お久しぶりです!また会えるのを心待ちにしておりました…!
ありがとうな!
オレも久しぶりのインタビューでみんなからのメッセージが送られてくるのを楽しみにしてるぞ!
―ESと無関係で申し訳ありませんが、今後ウー……さんはいつご活躍なさいますか?このままだと本当に名前どころか存在すら忘れられそうで心配です(((
ウー・・・?
誰だ? ウー、・・・ウー?
―今回も華麗な受け身を期待しています(^^ゞ
受け身を期待するのか!?
そこは「登場人物との楽しいやり取りを期待してる」とか「いろんなことを聞き出すのを期待してる」とかだろ!
オレが何か技を受けるの前提じゃないか!
うーん、それにしてもなんか暗いな。
メッセージが読みづらい。
えーっと次のメッセージは
ごんっ!
いて!
なんかに当たったぞ!
???「・・・お前は、なんだ?」
あああ!
ヨロイだ! お前を探してたんだよ!
ヨロイ「私を探していたと?」
そう、お前宛にたくさん質問が来てるんだ!
お前、物知りそうだしいろいろ教えてくれ!
ヨロイ「しゃべる魔物とは珍しいな。いいだろう。少し話をしようか」
―全員のフルネームを教えてください!
―名字が無いと不便じゃないですか?
―なんでニハ王国では王族とヒカリ一族しか名字を名乗れないんですか?それ以外の人たちには名字あるんですか?
ヨロイ「なんでと言われても困るが、この国では王族とヒカリ一族以外は姓を持たない。私ならば『ヨロイ』。それだけが私の名だ」
苗字がないって不便じゃないか?
ヨロイ「不便? 何故?」
だって、誰が誰の家族かわからないし。
ヨロイ「血の繋がりを明確にする必要があるのは王族とヒカリ一族だけだ。名前から親がわかればその者の何かが変わるか?」
一般人の家の繋がりとかをあまり意識しない文化ってことなのかな?
―ニハ王国は天魔大戦には参加しなかったんですか?
ヨロイ「魔天大戦か。私がまだ子供の頃の話だな。直接的な戦闘はしていないが、物資の提供などはしていた」
物資
ここ暗くて何にもなさそうだけどな。
ヨロイ「ニハ王国は職人たちが手がける質の良い武器がある。魔天の頂きの戦いで魔王ゼイブが携えていた蝿牙の剣もニハ王国で作られたものだ」
なんだって?
マテンのいただき?
ヨロイ「街には鍛冶屋もある。東二番区に看板娘が評判の鍛冶屋があるから武具に関する詳しいことはそこで聞くといい」
まあ細かい話はいいや。
ニハ王国にも誇れる部分があるってことだな。
―魔族は闇気が命の源ですが、ニハ族たちの命の源はなんですか?
ヨロイ「魔族のようにこれがなくては生きていけないというのはないな」
そうなのか?
ってことは闇気がないと生きていけない魔族や聖気がないと生きていけない天族が変わってるってことなのかな?
ヨロイ「強いていうなら空気がないと生きていけない」
それはみんなだ。
ヨロイ「あと愛もないと生きていけない」
寂しがり屋だな。
-頭が良さそうですけど、女性のスリーサイズとか分かりますか?(笑)
-聡明なヨロイさん、スリーサイズを目測できますか?
-ヨロイEYEを実装してください!
ヨロイ「刷り合図?」
スリーサイズだよ!どっかの誰かみたいな間違え方しやがって!
体の大きさとか見ただけでわかったりしないのか?
ヨロイ「建造物の高さなどなら目測できるが」
それはちょっと単位がでかいかもな。
―カタナちゃんをどう思いますか?
―カタナのことはどう思いますか?
―きっとカタナはヨロイのことが好きだと思います!男らしくヨロイさんから告白してあげてくださいぃ!
ヨロイ「カタナが?」
おう!
さっき、ヨロイはカタナのことが好きなんじゃないかって話になったら、急に慌てたり、妙に否定してたりしたぞ!
ヨロイ「それは慌てているのではなく嫌がっているんだ」
なんでだよ!
ヨロイ「普段、彼女の行動にうるさく口を挟むから疎まれているんだろう」
いや、あの反応は絶対お前に気があるって!
ヨロイ「ない。もういい。この話は終わりだ。そろそろ会議の準備をしなければならない時間だ」
ええええええ。
じゃあ、あと3つだけ・・・
ヨロイ「では」
っておい!本当に行っちゃうのかよ!
カタナの話になった途端逃げたな!
仕方ない。次のインタビューに行くか。
次は・・・ミズキを探しに行ってみるか。
てげてげてげてげ
続く
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