2011/5/6
前回からの続き
ヴェダ「質問てなに?」
一個じゃないだ
今回もたくさん質問来てるからちゃんと答えるんだぞ!
ヴェダ「へい!どこまでもついていきやすぜ、先輩!」
オレ全然先輩じゃねえし!
―フルネームを教えてください!!あと、好きです!!付き合ってください!!
ヴェダ「おおお!?どれどれ、お姉さんが可愛がってあげるからこちらへおいで、へへへ」
お前、
見た目によらず中身がおっさんだな
そっちはどうでもいいんだ。フルネームを教えろ!
ヴェダ「名前はヴェダ=エジェティ」
―ヴェダ愛してる!結婚してくれ!!
ヴェダ「ちょ、え。いやぁー、なにのドッキリ企画、これ」
いや、ほんとにこういうメッセージがお前宛に来てるんだよ
ヴェダ「お姉さんが可愛がってあげるからこっちへ・・・とか二回目は無理があるか。これはどう返せばいいんですか、先輩」
だから全然先輩じゃねえって!
―上…ヴェダちゃんかわいいです!
ヴェダ「えと、・・・あの。ほんと勘弁してくだされ、先輩。褒められなれてないからどう対応したらいいのか」
いや、普通に褒めてくれてありがとって言えばいいだろ
ヴェダ「そうか。わたくしヴェダ=エジェティ、お褒めのお言葉を頂戴つかまつりまつり、大変恐縮千万嬉しすぎて身に余すまくりまする光栄でございまする!」
気持ちは伝わってくるが言葉がすごいことになってるぞ
―ヴェダさんへエールを送ります。勉強頑張ってください。
ヴェダ「えっと・・・そうだ。たしかこの後、誰かに呼ばれていたような気もして、本当はやりたいんだけど勉強デキナイナア」
なんで最後棒読みなんだよ!絶対嘘だろ!
勉強しないとまたルーシとかに細かいこと言われるぞ!
ヴェダ「うう」
読者もこうやって勉強の合間にこのコーナーを読んで、勉強のできないヴェダのためにエールを送ってくれてるんだ
―えっ?私?何のことだかワカラナイナア。
投稿者も棒読み!?
お前らヴェダと投稿者二人、ここに直れ!勉強をしろおお!
ヴェダ「はーい・・・」
―ルーシかっこいいなぁ、付き合いたいなぁ、とか思ったことはナインデスカ?
ヴェダ「ルーシはガヴィリと引っ付くのが一番いいと思うんだよね。お似合いお似合い」
うーん。先の展開を知ってるとちょっと複雑だが
ヴェダ「けどルーシはそういうの全然わかってないから、お姉さんがお手伝いをしてあげないとね」
いや、お前ルーシと・・・
―同期だ
―同期だ
―同期だろ
おい!ちょっと待てい!
「同期だ
」だけのメール送られてきても意味わからんから!
ヴェダとの会話の流れがこうならなかったらただの意味不明メールになっちゃうから!
しかもなんで3人も同じ発想のやつがいるんだよ!流行ってるのか?
―訛ってますが、出身はどちらですか?因みにわは青森だはんで、よろしくお願いしますwww
ヴェダ「オプフェルデン出身。・・・なんだけど、なまってるかな?」
とにかく言葉遣い変だぞ、お前
ヴェダ「自分ではなまってるつもりはねえです、先輩」
―何故第2小隊から第1小隊へ移ったのですか? ヨーイフさんからゼノンさんへ移行?
ヴェダ「小隊間の異動はあんまり珍しくないよ。たまたま人員の関係で1隊と任務を行う時期がいっとき続いたからそのまま所属が1隊に移ったって感じ」
けど、お前、ヨーイフに憧れてるんだろ?
ヴェダ「ヨーイフさんはもちろん尊敬しておりますぜ。
けどゼノン隊長も尊敬してるし」
じゃあ、ほら
―ヨーイフさんの素敵な部分を500文字以内で教えて!
ヴェダ「私なんかが改めて説明するのも恐縮でござりやすが、せっかく聞かれているので思う存分語らせていただきたい所存でござりやす!まずヨーイフさんの功績を挙げるとすれば最初に浮かぶのは「小隊主導」への移行。それまで神や側近からの指示を受けるだけだった小隊側から、能動的に任務を受けることを可能としたことで、それぞれの小隊がその時の状況に合った任務を選び、遂行できるようになり、無理な日程が格段と減ったの。でで、それは実際に数値にも現れていて、以前と今の制度での任務成功率を比べるとその前後で8%前後の差があるのです。それ以外にも調査隊の権限拡大とか細かい制度の整備とか大きく取り上げられることはないけれど、天使軍のあり方を一番考えていらっしゃる方だと思う。今は第2小隊の隊長をやりながら側近の業務もこなされているから前線に立つことは少なくなったけど、戦闘の能力にしても魔法に扱いに長けていて基本5属性を扱う人に与えられる「エレメントマスター」の称号も持っているし、「神獣」も使える。前線にいた頃は「三輝」って呼ばれていて、向かうところ敵なしとまで言われていた。間違いなく、今、天使軍を代表する天使の一人だと思う。」
長い!
ヴェダ「もっと語りたいけど500文字って言われたからこれで我慢」
500文字以内だから10文字でもいいんだよ!制限いっぱいいっぱいまで使うな!
絶対だれも読んでねえから!
ヴェダ「・・・マジせつねえ」
もういい、お前への質問はこれで終わりだ
ヴェダ「え、ヨーイフさんに関してだったらまだまだしゃべれるのに」
もういいって!
ヨーイフのことだったらヨーイフに聞きにいくから!
ヴェダ「ヨーイフさんのところに行くの!?わ、私もついて行きたいですぜ、先輩」
・・・まぁ、いいけど
よし、ヨーイフ探しに行くぞ!
続く
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